熱いぜ社長のブログ

坂戸市で桜をめでる増築工事でお世話になっております

2025.03.05

坂戸市で桜をめでる増築工事でお世話になっております!(家族がつむぐ住まい)

いよいよ花粉症が気になる季節になりましたね。R-1と納豆をとり続け、毎年症状が軽くなったと自分に言い聞かせている熱いぜ社長神木です。

中庭にあるシンボルツリーの桜をめでるためと、坂部市のお住まいの増築工事にてお世話になっております。今回の増築工事はご家族が増える事に伴い、家族みんなが笑顔の暮らしを紡ぐことができるようにと娘さんのご提案で始まりました。コの字型のお住まいですので、既存の建物との取り合い、元図面との相違がある中、大平君、町田君の頑張りでどうにか断熱工事まで漕ぎつけました。

今回は断熱性能は落とさず、且つ高騰が続く材料費を抑えるため、外断熱(桁上断熱)+充填断熱を採用しました。

今回いつも以上の気持ちで、ご家族の絆を深めるためにと臨んだ増築工事です。
スタッフ一同、心してしっかり進めてまいります。

4月に法改正も見据え、増築工事でもしっかり確認申請を取得しています(既存図面との整合をとるのが大変でした)。
これより内装工事へと移っていきますが、お施主様との共同作業でより居心地がよく、かつ暮らし方にも配慮しながら一所懸命作業して参ります。
C様どうぞよろしくお願い申し上げます。

耐震性能や断熱性能はお施主様が選ぶものではなく、工務店が責任をもって提案するものと考えています。MS構造の佐藤先生がおっしゃっていました。”車のエアバック(これを耐震性能と考えます)をつけますか、つけませんかなんて聞きませんよね”と。まったくその通りだと思います。ですから神木工務店は注文住宅ではなく提案住宅です!

この後各お写真を説明します。よろしければご覧ください!

桁上断熱工事の様子
断熱性能を落とさずに進められる桁上断熱工事です。断熱も耐震も連続している事が大事です。気密命ですのでアルミテープもしっかり処理しています。アキレスQ1ボード90ミリです。Q1ボードは断熱性能に優れた高性能硬質ウレタンフォーム断熱材です。遮熱効果にも期待しています!

工事前の中庭
工事前の中庭です。右側の枝が桜の木です。左手上に2階を増築しています。完成すると桜はより手元に近く、お花見が楽しめるお住まいになる事でしょう!

桁上の断熱材を取り付ける前の構造体
桁上の断熱材を取り付ける前の構造体です。
1階と2階の柱をそろえること、柱の直下率や水平力に応える火打ちなど、耐震性能もしっかり考慮した構造になっています。

屋根の様子
桁上断熱は、通常の外張り断熱だと屋根部が通気層を作るために二重になるのですが、屋根の下(桁の上)で断熱する事で、屋根が一重で済む分工事費を抑える事ができます。小屋裏収納等が取れない場合などにも有効な工法です。この90ミリのQ1ボードは大人もしっかり乗れるほど丈夫です。

2階の床部の断熱
2階の床部の断熱です。同じくQ1ボードの90ミリをはめ込んでいます。ジャバラが見える所は既存のお風呂の天井ですが、そこにも既存の外した断熱材を引き、無駄なく、少しでも断熱性能が良くなるよう大平、町田両名が頑張っています!

外壁の断熱材と上の桁上の断熱材の重なり部分
断熱も耐震も連続性が重要と話しましたが、ここが外壁の断熱材と上の桁上の断熱材が重なる部分です。隙間なく気密処理をすることが肝になります。断熱材の上の空間は外扱いで、通気するようになっています。桁上断熱は工事費削減に有効です!

室内部
室内側です。充填断熱のネオマフォームです。間口が狭く配線用のふかし壁は今回の場合はそぐいません。ネオマフォームでグラスウール分の断熱をし、その隙間に電気配線します。部屋の広さや状況などで、数ある断熱材から一番良い効率のものを提案しています。

まだまだ断熱改修でエイジング・イン・プレイス(自宅でできるだけ長く自立して安心、安全に暮らす事)を目指して頑張ります!