熱いぜ社長のブログ

デイサービスで快適に暮らすお手伝い

2024.11.27

いよいよ冬本番、デイサービスそらまめの皆さんが快適に暮らすお手伝いをさせていただきました!(快適で悩み事のない住まい)

そろそろ冬仕様のゴルフの考え方に変えなくてはとゴルフ中継を楽しんでいる熱いぜ社長神木です。

当社も参加している「さいたま断熱改修会議協賛で快適に暮らそうセミナー」を主催していただきました、デイサービスそらまめさんの断熱改修工事でお世話になっております。

築55年越えの平屋の農家の住まいを改修してデイサービスを行っているそらまめさん。
自分たちで育てたお野菜を中心に冷凍食品を使わない美味しいお食事で、利用者さんに大人気のデイサービスさんです。

ただ、いかんせん築55年以上の住まいですので、冬の寒さ、夏の暑さはエアコンが悲鳴を上げる状態で、当さいたま断熱改修会議にご相談があったのがお付き合いの始まりです。

今回は木製窓の窓交換、床下の吹付ウレタン断熱、天井裏のグラスウール吹き込み断熱、そして樹脂内窓工事とお休みが日曜日しかないので、いつも以上にパートナー会社とチームワークを強化してのぞみました。

朝から夕方まで、めいいっぱいかかりましたが何とか予定まで進めました。天気も味方してくれて良かったです。
今回の工事でエアコンの効きが変わり節約でき、スキマ風が減り、何よりお部屋の天井、足元付近の温度差が改善されるので、利用者さんはもちろん、サポートする介護者の皆さんにも良い環境になると思います。

断熱に興味を持ち、当団体に賛同していただき、断熱セミナーまで主催し、自分たちが働く環境も改善する。そらまめ代表の島袋さんは素晴らしい方です。お手伝いできたこと、嬉しく思います。
今後、当社大平君が玄関周りを断熱して終了となります。

もっと寒くなりこの冬のサーモグラフィと昨年のサーモグラフィを比べるのがこれから楽しみです!
下記に写真とともに様子をご紹介します!

 

デイサービスそらまめさん
デイサービスそらまめさん入口です。改修前はアルミシングルガラスの引き戸でスキマ風ピューピューでした。
今回枠はアルミですがペアガラスの樹脂製の引き戸に変更しました。このあと大平君が上部の欄間窓、脇の灯取りガラスを断熱改修して終了です。

 

心強い仲間
今回の断熱工事、窓関係はさいたま断熱改修会議の事務局長佐竹さん、床下ウレタン、天井グラスウール吹き込みは、同じくさい断メンバー ダンネツさんが進めてくれました、心強い仲間です!

 

グラスウール300mm
夏は暑くて仕方がないと言っていた天井裏にはグラスウールを300ミリの厚みで吹き込んで行きました。
天井断熱の効果は主に夏の暑さ対策がより改善されます!
無断熱状態の天井裏
無断熱状態の天井裏、遠くのスキマに光もさしています。これでは夏の日射が直接下のお部屋に影響してしまいますね。人が入れるスペースがあれば、グラスウールは吹き込めます。
断熱の順番はまずは窓、玄関の開口部の断熱、次は床下の断熱、そして天井屋根の断熱です。一度にやれない場合はこの順番がおススメです!

 

築55年の畳の下地板
築55年を物語る畳の下地板の色です。床下に潜るため、開口部をあけます。下は土ですが350ミリ程度で人が入れれば床下ウレタン吹付工事はできます。
それにしても、もしこの部屋が畳でなかったら、もっと寒かったでしょう!
ウレタン吹付後
全ての床下をウレタンを吹きつけた後最後に入ってきた場所をウレタンを吹いて塞いだ状態です。下地の板の隙間からウレタンがでていますね、この気密性が100倍発砲のウレタン吹付の良い所です。
床などを壊さないでやる床下断熱工事では、施工性もヒューマンエラーもなくコスパが良いと思います。

 

床下の工事前
床下の工事前です、風穴からの冷気は常に足元をスースーさせています。見るからに寒そうですね。そしてその冷気は暖房を使えば使う程、暖気に冷気が引っ張られ壁へと上がっていきます。
床そのものの断熱とその上がっていくスキマを埋める(気流止め)が床下断熱では重要です!
ウレタン吹付後
これがウレタン吹付を下後の状態です。湿気を逃がす風穴は残し、床下も壁へと続くスキマもウレタンでしっかり塞ぎました。
これでコンセントやスッチから冷気が上がってくる事もなくなります!

 

断熱・気密のスペシャリスト荒木様
北側の木製窓です。雨戸を閉めても寒風が窓をたたいていたそうです。壁を壊さずかつ、防犯のための既存の雨戸も付けられるように窓交換します。
後ろ姿はさいたま断熱改修会議メンバー先日のセミナーでも講師をして頂きました、maao設計の荒木さんです。もちろん断熱、気密のスペシャリストです!

 

既存の木製ドアをはずす
まずは既存の木製窓を外しその中に新しい枠を取付ます。
雨戸のレールに干渉しないように取り付けるのがポイントです!
ガラス戸は樹脂製の高断熱タイプ
こちらも玄関と同じく枠はアルミですが、ガラス戸は樹脂製の高断熱タイプです。
雨仕舞いの処理をしっかりして既存の雨戸を活かした窓交換ができました。佐竹さんさすが元YKK社員!素晴らしい仕事です!

 

施工前はシングルガラス
デイサービスの大事な役目はお食事と利用者さんの入浴です。
お風呂はユニットバスでしたが、ガラスはシングルガラスでしたのでこちらは樹脂内窓を取付ます。
ペアガラスの樹脂内窓
ペアガラスの内樹脂窓です。お手伝いする介護者の方も利用者さんも、これで暖房がしっかり効いて快適に入浴ができますね。お着換えをする脱衣所も同じように内樹脂窓で断熱改修しています。

 

昨今の異常気象は暖冬とはいわれても、暑い日から一気に冷え込んだりの“急”がつく温度差です、いよいよヒートショックの季節到来です。
是非ガマンではなく賢く断熱改修してエイジング・イン・プレイス(自宅でできるだけ長く自立して安心、安全に暮らす事)を目指してほしいです。
当社も全力で応援させていただきます!

           

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